春のお彼岸

 今年の春のお彼岸は21日木曜日です。21日は春分の日で昼の時間と夜の時間が同じになる日です。お彼岸と春分の日はどのような関係にあるのでしょうか。

彼岸という言葉の意味

 彼岸という言葉を調べて見ると、(1)春分の日・秋分の日を中日とする各七日間。また、この時期に営む仏事。(2)迷いを脱し、生死を超越した理想の境地。悟りの境地。涅槃(3)目標に至った理想的状態。凡人を超えた、高度な境地(大辞林より)となっています。

春分の日とは

 春分の日は、上に書いたように昼と夜の時間が同じと習いましたが、日本では実際には昼の方が14分ほど長いそうです(wikipedia/春分より)。春分は現在広まっている定義では「太陽が春分点を通過した瞬間、すなわち太陽黄経が0度となったとき」なんだそうですが、これを説明していくとページが足りなくなるので、ここら辺で。

彼岸の墓参り

 お彼岸に墓参りをする人は結構いるのではないでしょうか。筆者は毎年とは言えないですが、ほぼ毎年墓参りに出掛けます。
 お彼岸の墓参りは日本だけの風習のようで、元々は彼岸会法要から、その日に先祖を供養するとご先祖だけでなく自らも極楽浄土に到達できるとからと言われるようです。がこれはお寺さんからの話で、仏教伝来以前の太陽信仰の「日願」からあったという説もあります。
 花粉のシーズンですが、先祖の供養だけはきちんとしておくべきだと反省しきりの今日この頃です。

トピックス

 先月号に引き続き、ものづくり補助金の話をしていきます。

ものづくり補助金の勘どころ

 愛知県の場合で他の都道府県はどうか判りませんが、採択されるか否かの線引きが見えていません。ここは大丈夫と思っていたところが採択されず、「えっ、これで採択されるんだ!?」という申請書もあります。とはいえ、やはり傾向は見えてきます。それについてお話ししたいと思います。

書類の不備は絶対ダメ

 当たり前なのですが、書類の不備は門前払いになってしまいますので、注意が必要です。チェックシートを添付する必要があるのですが、チェックだけして添付し忘れては全く意味がありません。

専門外の人に読みやすい文章にすべき

 申請書は原本1部と副本(コピー)5部必要です。ということは、1社について4~5人が書類審査をするということになります。書類審査は採点のかなりの部分(80%程度)あると言われています。ということは審査員に理解できる文章にしなければ、実際には素晴らしいものであっても採点が低くなってしまいます。
 読みやすく理解しやすい文章とはどういったものでしょうか。一番重要なことは「読む人にとってわかりやすい文章にしている」という意識の問題になります。社内外の人に読んでもらい、書いてあることが理解出来るかどうか確認してもらうのも良い方法だと思います。
 また図表をうまく使うことも重要です。文章よりも図表のほうが、はるかに情報量が多いです。「百聞は一見にしかず」と言われる通りなのです。

従来方法と新規方法の比較をきちんと

 設備投資だけで考えて見れば、利益が多くなれば良いことなのですが、ものづくり補助金の場合は、「生産性向上」というキーワードが関わっています。どのくらい生産性が向上するのかを説明する際には、今まで社内でしていた方法と設備投資後の新規方法を比較し「こんなに違うんだ」ということをアピールすべきです。
その際に上に書いたように工程を図示すると判りやすくなります。
その例が右図です。文章で書くよりも確実に理解が進みます。 この例では図を用いていますが、比較するには表形式にすると判りやすくなります。新旧対比表ですね。

リード文を上手くつかいましょう

 新聞や雑誌を読むと文章の前に必ずリード文が入っています。リード文はその段落に何が書いてあるのかを簡潔に説明する文です。つまりこの段落ではこういうことを説明しているんだということを最初に提示することで、読む人に文章の理解を助けるものです。
 1ページ目にあるお彼岸の話もリード文を使っています。ここでは「彼岸という言葉の意味」「春分の日とは」「彼岸の墓参り」というリード文があってそれに続く文章に書いてあることを簡潔に説明しています。
 こうすると読みやすいと思いませんか?

加点項目はできる限り取得する

 加点項目として公募要領に記載されているのは5つで、そのうち1つは「小規模事業者が小規模型に応募する」でもう1つが「北海道胆振東部地震の被害者」ですので、該当しなければチェックのしようがありません。
 自社で対応できるのが、先端設備等導入計画の認定取得と総賃金の1%賃上げになります。

①先端設備等導入計画の認定取得

 これは各市町村に申請することになります。まずは導入する設備メーカーが工業会等から証明書を発行してもらい、それを受け取ることになります。メーカーから証明書が提出されなければ対象になりませんが、一部の市町村ではこの証明書がなくても受け付けてくれたという話もありますので、地元の市町村に確認しましょう。

②総賃金の1%賃上げ

1)従業員向けの教育訓練費支出総額が給与支給額の1%以上ある
2)平成30年度の給与総支給額が29年度と比較して1%以上増加しており、31年度も30年度と比較して1%以上増加させる計画を有している
3)平成31年度の給与総支給額を30年度と比較して1%以上増加させる計画を有しており、従業員に表明している

という条件がついています。1)については該当する企業は少ないと思いますが、2)、3)は結構あるのではないでしょうか。
 3)の表明は従業員を代表して一筆書いてもらうことになります。雛形は弊社にもありますので、必要であればお問い合わせ下さい。

補助金申請をお手伝いいたします。お声掛け下さい。